重要Microsoft CSP製品 代理管理者権限のDAPからGDAPへの移行について

2023-07-07

お客様への重要なお知らせ:

この度Microsoft CSP製品のサポートに必要な代理管理者権限(DAP)について、Microsoft社よりセキュリティの強化を目的として新しい管理者権限(GDAP)の仕組みがリリースされましたので下記にご案内いたします。

弊社ようなCSPプロバイダからMicrosoft製品を提供する際、基本として代理管理者権限であるDAP(Delegated Admin Privileges)が付与されており、弊社ではこのDAPの権限を使いお客様が利用されているサービスのサポートを提供してまいりました。
一方でDAPは細かい権限設定ができないため、管理者と同等の権限を付与されておりました。

そこで今回、セキュリティ強化のために新しい代理管理者権限のGDAP(Granular Delegated Admin Privileges)がリリースされることとなりました。
DAPでは広範囲の管理者権限が自動的に弊社に割り当てられていましたが、GDAPではサポートの範囲に応じてお客様にて権限の割り当てを設定することが可能となります。


今後DAPを付与頂いているお客様についてはGDAPへ移行いただく必要があります。
またGDAPの権限には有効期間を設け、都度お客様にご承認いただく必要があります。


DAPからGDAPへの移行につきましては下記を予定しております。

<DAPからGDAPへの移行について>

① 2023年7月から8月の間に、Microsoftが自動的に現在のDAPからGDAPへ変更いたします。
お客様にご実施頂く作業はありません。
GDAPへ変更後はお客様のMicrosoft 365管理センター上に弊社にGDAPの権限が割り当てられた旨が表示されます。

② 上記①で割り当てられたGDAPの有効期間は1年間を予定しております。
1年後の更新は、Microsoft主導での更新はなくお客様ごとにご承認いただく必要があります。
そのため、1年以内に別途説明の上更新のご案内をいたします。

※重要なお願い※
GDAPの権限割り当てや1年ごとの更新の際にはお客様のポータルのadmin権限から設定を行います。
そのためadmin権限のパスワード等の管理を徹底頂きますようお願い申し上げます。


リセラー様におかれましてはエンドユーザ様へGDAPへの移行に関しご案内をお願い申し上げます。

またエンドユーザ様におかれましては、上記ご確認頂きご理解を賜れますようお願い申し上げます。


代理管理者権限は、お客様が利用されているサービスに弊社がサポートを実施するにあたり必須となります。
何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。


ご不明な点等ございましたらお問い合わせください。
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